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使ってみよう後続語検索

後続語検索の概要

「単語検索」では,動詞活用形のアクセントまでは調べられますが,その後に続くさまざまな表現については,カバーしていません。例えば,「歌ったり」のアクセントを調べようとした場合,「~た」の形「歌った」は「単語検索」で簡単に調べられますが,その後に「り」がついたらどうなるのか,わかりません。このように,文レベルでアクセントを知りたいとき,活用形部分だけでなく,後続語のアクセントも必要になります。しかし,後続語のバリエーションは,数限りなく存在し,すべてを網羅することはできません。本ページでは,東京外国語大学『初級日本語』の『れんしゅう』に出てくる形を中心に,動詞後続語のアクセントを「できる限り」示しました。調べたい動詞表現,例えば「歌ったり」を入力すると,「歌う」という動詞のさまざまな後続語アクセント一覧が示され,その中で「歌ったり」が画面中段に表示され,赤枠で囲まれます。さらに「ピッチカーブ」を「表示」にすると,その表現のピッチカーブを目で確認することができます。

以下の作業を行なうために「後続語検索」ページを開いてください。

注意)今ご覧になっている「使ってみよう単語検索」ページと,「後続語検索」ページを二つの window で個別に表示することをお勧めします。

実際にやってみていただきたい作業

  1. 動詞表現という項目に,「教えたりしなければならない」と入力してください。
  2. 「検索」をクリックしてください。ピッチカーブは「表示」,表示する列は「同じグループの動詞を表示」を選んでください。
  3. 結果,3列の一番右に,検索した動詞「教える」の後続語の一覧とアクセントが表示され,「教えたりしなければならない」が赤枠で囲まれています。ピッチカーブも見えます。
  4. 表示する列で「同じグループの動詞を表示」を選択したので,左側に2列並んでいます。これは,「教える」と同じ2グループ(一段動詞)の平板型および起伏型動詞の例です。「教える」は平板型なので,平板型の代表として出ている「開けたりしなければならない」と見比べて,同じ「た」にアクセントがあることが確認できます。また,起伏型の代表として出ている「閉めたりしなければならない」を見て,起伏型と平板型が全く違うということもわかります。
  5. では,次に,動詞表現という項目に,「教えたはずなのに」と入力してください。
  6. 「検索」をクリックしてください。
  7. 結果,先ほどと同じように「教える」の後続語の一覧とアクセントが表示され,その中で「教えたはずだ」がピンク色の枠で囲まれています。ピンク色は,検索語そのものがない場合に,最も近いものを示します。つまり,残念ながら「教えたはずなのに」はこの一覧の中にないので,一番近い「教えたはずだ」のアクセントが示されているのです。

お願い

先ほども書きましたが,すべての後続語をカバーすることは難しいので,「できる限り」載せてあります。しかし,学習者が検索してがっかりすることのないよう,さらに充実させていきたいと思っておりますので,「これは,是非必要だ」というものがありましたら,OJAD開発チームにご連絡ください。