♪本授業の狙い
- スマホで広く使われるようになった音声認識や音声合成の技術(音声言語処理技術),更には,INTERNET のテキスト検索で広く使われるようになったテキスト解析の技術(自然言語処理技術)について,それらの基礎を学ぶ。これらの技術では,様々な機械学習アルゴリズムが用いられており,それらの応用と位置づけられる。(最近流行りの)深層学習についても,時間が許せば少し触れる予定である。
- シラバス(音声言語処理)
- 音声の音響的分析の「いろは」(イントロ)
- 音声の音響的分析とそのモデル
- 音声の認識とそのモデル
- 音声の合成とそのモデル
- シラバス(自然言語処理)
- 前提とする知識
♪本授業で使用する教科書
- 音声言語処理と自然言語処理(オーム社)
- 音声言語処理と自然言語処理を一冊の教科書にまとめた例は非常に少ない。その意味でお得。
- 本教科書をしっかり使うので購入することを,非常に,強く勧める。
- 毎回の授業の前に,当日授業で扱う部分に目を通しておくことを,強く勧める。
- 読めば分かることは,スキップする可能性が高い。
♪成績について
- 期末テスト点数+出席点,でつける。
- 1限のため,寒くなると人数的に寂しくなることが予想されるが,出席点をつけているので,是非聴講しましょう。
♪LECTURE-1@2017/9/29
- スライド資料
- 本日が〆切(!!)のレポート課題が出ています。
- 上記スライドの最終ページに詳細が記載されています。
♪LECTURE-2@2017/10/6
♪LECTURE-3@2017/10/13
♪LECTURE-4@2017/10/20
♪LECTURE-5@2017/10/27
- HMMのパラメータ推定のキモ(観測量 o_t がどの状態から出力されたのかは一意には決まらないが,どの状態からの出力なのか,その確率は推定できる。それを使った期待値計算へとなる)。
♪LECTURE-6@2017/11/10
♪LECTURE-7@2017/11/14(火曜ですが金曜授業)
♪LECTURE-X@2017/11/17
♪LECTURE-8@2017/12/1
♪LECTURE-9@2017/12/8
♪LECTURE-10@2017/12/15
♪LECTURE-11@2017/12/22
- フレーム問題の易しい解説はここ。ある行動を行なう場合に,注意しなければいけない事項としてどこまでの範囲,枠組み(フレーム)を設定しなければいけないのか,日常生活では,一般にそれは明示的には示されません。プログラムの通りにしか動けない計算機に対して,プログラマはフレームを明確に定義する必要がありますが,通常,我々が日常生活を送る上で,どこまでの範囲を意識的・無意識的に考慮して行動しているのか,簡単には答えられないですよね。言い換えれば,それと気付くことなく,様々な外界からの情報を「無視」している,とも言えます。
- 無視できないと,様々な情報を円滑に処理できなくなる「情報の便秘」状態になります。全ての可能性を考え,あーでもない,こーでもない,と判断できなくなります。発達障害の一つである自閉症の方の中には,そういう状況から抜け出せない方もいます。興味のある人は下記の本などが参考になるでしょう。
- POMDP のオリジナル論文はこれ
♪LECTURE-12@2018/1/5
♪LECTURE-13@2018/1/12(予備日)