Demo. of Analysis Re-Synthesis system "PROSODY ver1.1"

音声の分析合成ツール"PROSODY ver1.1"

このページでは,分析合成ツール PROSODY ver1.1 の簡単なデモを行ないます。 ver1.0 との違いは,合成音声の品質です。かなり向上しております。デモ音 声を聴取した感想をE-mailにて送って頂ければ幸いです。
本システムは,現在のところ,起動するとこ〜 んな感じで立ち上がります。

The English version is here.

分析合成とは・・・

分析合成とは,音声中に内在する"音韻的情報"及び"韻律的情報"を記述するに 必要な音響的特徴を抽出し(分析),その逆操作を行なって(合成),合成音声を 作成する技術を言います。再合成の前に,抽出した特徴量を一部操作すれば, 色々な音声が得られることになります。

原音声中に含まれる上記2種類の情報を伝達する音響的特徴の完全な定義・抽 出が可能であれば,パラメータ操作後に逆操作(合成)しても品質の高い合成音 声が得られる訳だが,なかなかそうもいかんのだ,これが・・・(^_^;)

PROSODY では合成前に,基本周波数と呼ばれる,声の"高さ",及び,発話速度 を操作することができます。

本ツールは,"音声知覚実験"に使用する,刺激音声作成用に作成しました。ま た,将来的にはPDSとして公開する予定です(いつになるかは未定)。

日本語音声によるデモンストレーション(ver 1.1)

アメリカ英語音声によるデモンストレーション(ver 1.0)
!!! 現在 ver1.1 に更新中のためアクセス出来ません !!!

以上,日本語/英語の分析合成音声を用意致しました。なお,基本周波数パター ンは,ドットで示されるのが,原音声波形から抽出した基本周波数で, カーブ(実線)で示されるのが,再合成の際に使用されたパターンです。
また,日本語 及び英語における,基本周波数パターンの変形0とは,抽出された基本周波数 に近付くように,カーブをマニュアルで描いたものです。

使用した基本周波数パターン03を追いながら,合成音を聴いてみては如何でしょうか?

御意見・御感想は, mine@tutics.tut.ac.jp まで,お願い致します。

他のWWWサーバーの情報

峯松 信明 のホームページへ
峯松家 のホームページへ
中川研 のホームページへ
豊橋技科大 のホームページへ
広瀬研 のホームページへ
東大電気系学科 のホームページへ
東京大学 のホームページへ

豊橋技術科学大学・情報工学系・計算機大講座
峯松信明( mine@tutics.tut.ac.jp )